女子アイドル・グループ「制服向上委員会」2012年3月11日コンサート実行委員会のメンバー募集のご案内


  

 「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」。
 アイドル・グループ「制服向上委員会」のメンバー6人の若い女性たちの歌声は、今年3月11日に発生した福島第1原発のメルトダウン事故を踏まえ、6月8日に初披露されました。
 彼女たちの歌と踊りを収録したYouTubeの動画は、初披露後3日間で、3万人以上が視聴したといいます。
 しかし、関係者によると、脱・原発をテーマにしたこの歌のCD(発売元・アイドル・ジャパン・レコード株式会社)は、原発関連の大企業の露骨な圧力などもあり、大手CD店は、まともに扱ってくれません。
 同じ理由で、テレビにも出演できないといいます。
 私も、今年9月22日に、都内のある大手CD店で、「制服向上委員会」のCD3点を注文(店頭には置いてなかった)しましたが、1カ月半たった11月6日現在、いまだに店から、なんの連絡もありません。
 「制服向上委員会」は1992年に結成され、日本で最も歴史のある女子アイドルグループです。
 愛や恋など女の子らしいテーマの歌を1000曲以上、レパートリー(持ち歌)として持っています。
 ただ、AKB48など、他の女子アイドルグループと違うのは、国民的な関心が集まるイラク戦争反対や脱・原発など、政治的なテーマの歌も、国民の運動を励まし支援する立場から、勇気を持って歌ってきている点です。
 「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」のCDの売り上げも、その一部(定価1000円のうち300円)を福島県の酪農家の方への義援金として、彼女たちが直接届けるようにしています。
 彼女たちは今年9月19日に開催された「さようなら原発5万人集会」(東京・明治公園)で、デモ(パレード)出発時のアトラクションをしていた中央舞台に飛び入り出演しました。(YouTube http://www.youtube.com/watch?v=RKomRlbm_Hk&NR=1 )
 その元気いっぱいの歌声と踊りは、集会参加者をクギづけにしました。
 集会参加者から「アンコール」のかけ声が次々と起こり、デモの出発を遅らせたほどです。
 私は、そのときの様子を現場でみて、カメラで撮影しました。写真は、私のホームページのスナップ写真集に載せています。

 私は、脱・原発を目指して運動しています。
 なんとか彼女たちを励ましたいと思っています。
 私の住む東京都国立市では、市内の一橋大学の教室を借りて、10月30日から4回連続の脱・原発のための「原発問題学習会」も始めています。
 私は、この連続学習会の実行委員会(代表は本間要一郎・横浜国立大学名誉教授)の一員でもあります。
 私は、彼女たちのコンサートを、この実行委員会の特別企画として準備しています。
 コンサートは、「制服向上委員会」の属する芸能事務所と打ち合わせをして、原発事故1周年にあたる来年3月11日(日)の午後7時から、国立市内の「くにたち市民芸術小ホール(約300人規模)」で行うことを決めました。
 コンサートでは、「制服向上委員会」が「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」や「原発さえなければ」などの持ち歌を10曲程度披露するほか、青年の参加者などを加えた「公開生徒総会」と銘打った楽しいトークや交流企画もする予定です。
 コンサート入場料は、プロの彼女たちを支援するうえでも、1人2000円前後の有料にし、その収益全額を彼女たちに出演料として払いたいと考えています。
 このコンサートは、私が責任者になって青年を中心に(私は56歳ですが)、原発問題連続学習会実行委員会とは別の実行委員会の主催として開催します。
 コンサート実行委員会は、たんに、その準備をボランティアでするだけでなく、脱・原発の学習会やコンサートの宣伝行動、「制服向上委員会」との事前の交流などもしていきたいと考えています。
 ぜひ、多くの青年や同年代の方々、あるいはベテランのみなさんに、コンサートの成功と脱・原発の実現のために、コンサート実行委員会へ参加されるよう、よびかけます。
 コンサート実行委員会は、11月から、私の住む国立市だけでなく、近くの自治体でも、実行委員をやりたいと申し込まれた人が数人いれば、どんどん、つくっていきたいと思います。
 思想・信条・政党支持・年齢を問わず、ゆるやかで幅広く楽しい集まりにしたいと思います。
 連絡をいただければ、ご都合のいい日時・場所に私がうかがって説明などの打ち合わせもします。
 ぜひ、下記の携帯電話や、私のホームページ「今田真人の部屋」からもリンクできるパソコンメール(masato.imada@hotmail.co.jp)などに、ご連絡ください。
 私の携帯電話の番号は、090-4910-5815で、留守電にメッセージを入れていただければ、できるだけ早めに折り返し電話いたします。

(経済ジャーナリスト・今田真人=2011年11月6日記)


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