いまこそ日本共産党は、安倍暴走阻止のための統一戦線に立ち返れ!
(2014年12月4日〜5日のツイッター再録)
@共同通信の世論調査が「自民300議席超す勢い」という結果を出した。3割台の得票で7割の議席を占めるという小選挙区制のためだ。安倍自民を過半数割れに追い込むには、295小選挙区での勝利が決定的。共産党の方針の大転換を。
A統一戦線とは、1935年のコミンテルン第7回大会で打ち出された反ファッショ統一戦線に由来する。ナチスの台頭に対抗して、民主主義勢力の統一戦線によりファシズムを阻止しようとした運動形態で、党の綱領に刻まれている。
B統一戦線とは「小異を捨てて大同に就く」ことである。「小異を捨てる」までにいたらない場合、「小異を残して大同に就く」(二見伸明元公明党副委員長)でもいい。最大の一致点実現のために野党・同支持者が協力してたたかうことだ。
C小選挙区では、自民党と共産党、民主党の3党の候補者が争うところも多い。共産党は安倍暴走政治の内容の批判こそ、強調すべきだ。このまま秘密保護法を実施させていいのか。集団的自衛権を法制化していいのか。などなど。
D国民は、自公過半数体制の打破こそ望んでいる。共産党は政策論戦でもその先頭に立て。そうしてこそ共産党以外の野党支持者にも支持が広がる。それは「自共対決」を叫ぶことではない。政党助成金の廃止をいうことでもない。
Eいま訴えるべきことは、まともな野党なら賛同せざるをえない主張を展開することだ。沖縄の辺野古への基地移設に断固反対!物言えぬ社会をつくる秘密保護法の施行阻止!脱原発の方向に国の政策の転換を!消費税10%引き上げ反対!
F「戦争ができる国」にしてはいけない!中国への侵略戦争や朝鮮の植民地支配を合理化するような軍国主義を復活させるな!などなど。こうした主張には、社民党も生活の党も、民主党の有志も賛同してくれる。その支持者はなおさらだ。
G反安倍・統一戦線のために全力を尽くす党こそ支持が集まるような選挙運動が必要だ。そういう統一戦線の立場にたってこそ、共産党も社民党も生活の党も、大躍進ができるという状況を作り出そう。安倍政権打倒こそ最大の目標だ。
H今度の総選挙は歴史的な選挙だ。安倍自民党の過半数突破、ましてや300超の議席を許せば、私たちには悲惨な世の中が待っている。現有8を14にするという自党だけの躍進予想に喜んでいないか。大局を見失ってはいけない。
I共産党は「セクト主義」がどんなに危険な活動理念かを忘れてしまったようだ。「自共対決」という言い方、しかり。「政党助成金の廃止を言っているのは共産党だけ」と言う言い方、しかり。どんなに正しくとも言えば言うほど孤立する。