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コミンテルン第7回大会(1935年)のディミトロフ報告から
(2014年12月8日のツイート再録)


@安倍内閣打倒の統一戦線の前進のために引用!→「ファシズムの権力掌握は、1つのブルジョア政権と別のブルジュア政府との普通の交替ではなく…ブルジュア民主主義と…公然たるテロル独裁との入れかわりである」(ディミトロフ選集A)


A「まっさきにしなければならないこと、そこから手をつけなければならないこと、それは統一戦線をつくることであり…」「現情勢のもとでは、セクト主義…が統一戦線の実現をめざすわれわれの闘争をなによりも第一に妨げている」


B「共産主義者が統一戦線を打ち立てるために全力をつくすのは、共産党に新しい党員を獲得するという狭い見地からするのではない。…共産党の強化は狭い党的利益ではなく、労働者階級全体の利益となることである」


C「いまわれわれの隊列のなかには、統一戦線政策につねに、どこでも危険だけを感じるような空論主義(セクト主義)分子がまだ少なくないのではなかろうか?そういう同志にとっては、およそ統一戦線は危険にみちみちたものである」


D「このセクト主義的『原則性』は、大衆闘争の直接の指導の困難をまえにしてなすところを知らぬ政治的無能力以外のなにものでもない」「ひとりよがりのセクト主義の最後の名ごりまでも根絶し克服するために断固としてたたかう」


E「どの国にも、現段階においてきわめて広範な大衆の心をゆすぶっている中心問題がある。統一戦線の樹立をめざす闘争は、そういう問題をめぐって展開されなければならない。そういう要点、中心問題を正しくさぐりあてること」


F「民主主義のための闘争はプロレタリアートを社会主義革命からわき道にそらすおそれがあるとか、あるいは社会主義革命をおおいかくし、かげに押しやるおそれがあるなどと考えるのは、根本的な誤りである」(レーニン)――同報告で引用。


G同大会は、スターリンが押し付けた「社会ファシズム」論などのセクト主義的路線から、反ファシズム統一戦線へ、抜本的転換をした大会だ。疑い深い共産党関係者は、不破哲三『スターリン秘史』第1巻(14年11月発行)を参照のこと。


H「(セクト主義によって)大衆自身のただなかで彼らの信頼をかちとるためにねばりづよくたたかう必要が無視され、労働者の部分的要求のための闘争…が無視された。……統一戦線政策は、しばしばむきだしのアピール…におきかえられた」


I最後に同報告の限界も。「コミンテルンの路線転換の大きな特徴は、戦術や政策の転換は抜本的な、思い切った内容で提起しながら…これまで公式にとってきた路線の誤りの自己批判はしない、というところ」(不破哲三・前出著P152)


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