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(2017年3月27日からカウント)


韓国SBSテレビが示した吉田証言の真実
(2017年3月9日~14日のツイート再録)
=経済ジャーナリスト・今田真人=


①番組冒頭、韓国の小さな島の少女が数人、「慰安婦」として連行されたという島民のインタビューが紹介される。「慰安婦」強制連行は済州島とは別に、他の島でもあったことを韓国SBSが報道。韓国のお年寄りは知っている。「吉田証言は生きている」。


《参考》
日本「慰安婦」問題解決全国行動? @ianfu_kaiketsu 3月9日
「冒涜と忘却 12.28韓・日本軍『慰安婦』合意」(日本語字幕)
《韓国SBSのテレビ番組は、以下のユーチューブで視聴可能》
https://www.youtube.com/watch?v=lrWCuGRxQRU


②数人の少女が「慰安婦」として日本軍に連行された韓国の小さな島とは、韓国慶尚南道巨済市加助島(가조도)のようだ。番組の中で字幕で表示されていた。済州島に次ぐ韓国で2番目に大きい島、巨済島の西北に位置する、小さな島である。






④「(外国に)連れて行かれて戻って来たら子どももいないし産めもしない。3人とも産めなくなっていた」「子どもが産めないから(夫婦の)仲が悪くなって自殺してしまったよ。うちの叔母さんは」。被害者の親族であることを明かす女性。被害は地域の記憶として生きている。




⑤「可愛いったらありゃしない。本当にいい娘だったよ」。島の娘は16歳という幼い年で島を離れたそうだ。「かなり長い間たってから帰ってきたね。どんな目にあったのか絶対にいわなかった。『日本で何していたの?』と言っても絶対に教えてくれなかった」。言外の真実。




⑥番組では、「和解・癒し財団」理事長が「慰安婦」被害者に面会し、1億ウォンの受け取りを迫る言葉が録音で紹介されている。「これが始まりです。合意をしてハルモニにこうしてお金を渡すのが始まりなんです」。どこかの日本の革新政党の大会決議を連想するのは私だけか。






⑦地域の「慰安婦」家族を訪ねて真相調査をした巨済市の市民団体代表のソン・ドジャさん。「調査した村ごとに未登録の『慰安婦』被害者がいるのです。どうかこの無念を晴らしてくれと言うんです。お金もいらない。そんなことは考えたこともない。(続く)」




⑧「(続き)ところがその報告書を書いている途中に『慰安婦』合意が出ました。愕然としました。『最終的・不可逆的』だなんて。『じゃあこの人たちはどうなるの』?ということです」





⑨同じ朝鮮南部の島の済州(제주)島と巨済(거제)島・加助島。違いは、戦争直後の4・3事件で済州島の多くの住民が、韓国政府軍らの弾圧から逃げるために、日本に移住したこと。そうでなければ、済州島のお年寄りも地元の少女らの強制連行被害を証言できただろう。




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