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(2024年12月19日からの閲覧回数)


松竹氏を応援するが、「慰安婦」問題では反対
(2024年8月26日~のツイート再録)
     フリージャーナリスト・今田真人
〈注1〉ツイートは、新しい経営者イーロン・マスク氏によって「Xへのポスト」と名称変更したが、逆に意味不明になるので、私は旧来の名称のまま使用する。


松竹氏の「慰安婦」問題の見解は許せないが、松竹氏の除名には反対だという党員があらわれる。まったく同感である。こういう分析的な態度をする人が自分の頭で考えることができる人である。こういう党員こそ、日本共産党は大事にすべきである。


【上記の関連ツイート】
矢澤ちひろ
@YazawaChihiro
私は松竹さんの主張は全く支持しませんし、慰安婦問題についての主張については怒りを感じているくらいです
でも松竹さん無関係かと言うと、大山さんの大会発言支持者なので関連はあります
異論を発信したら除名/除籍というのは本来の仲間を敵としてしまう、視野狭すぎでダメな規約運用だと思います


この共産党支持者も、松竹氏の「慰安婦」問題の見解を「とんでもな内容」と批判しながら、松竹氏や神谷氏の除名・除籍を批判している。松竹氏の見解は安保・自衛隊や党首公選制と思っている人が大半だが、若い人にはやはり「慰安婦」問題は見過ごせないらしい。心強い。


【上記の関連youtube】
2024/08/17 #山椒魚通信 #日本共産党 #政治
日本共産党が神谷貴行さんを除籍しました。
※この動画は、下記ライブ配信(メンバー限定)の一部を編集したものです。
https://youtube.com/live/yJHSBeoEAQs


松竹氏の「慰安婦」問題での見解は、関心のある共産党支持者のかなりが「許せない」と思っている。その松竹氏を除名した日本共産党は不思議と、その問題で松竹氏を批判したことがない。どうしてか。それは「慰安婦」問題での共産党の見解が松竹氏と通底しているからだ。
http://masato555.justhpbs.jp/newpage135.html


本日の松竹裁判の2回目の法廷の傍聴と、その後の報告集会に参加した。集会では、私も、神谷さんの除籍に関連して、共産党の調査(査問)のパワハラ性について、私の除籍体験を発言した。以下のユーチューブの1:59:12~で、私の発言を聞くことができる。参考に。
裁判第2回期日と事前の進行協議についての説明 福岡の神谷(紙屋)氏問題でも見解 - YouTube


私の除籍措置に関する通知類は、以下のホームページで公開している。参考に。
http://masato555.justhpbs.jp/newpage183.html


神谷さんに対する「調査」でも、私の除籍にいたる過程での「協議」の呼びかけでも、共産党というのはつくづく、一般党員との対等な話し合いができない組織だと思う。最初から「悪いのはおまえだ」という独善的な態度では、相手と実りある話し合いなどできはしない。本当に社会常識のない組織である。


「慰安婦」強制連行を証言した吉田清治氏。吉田証言を「信ぴょう性がない」と、その記事を取り消すことは、従来の歴史的事実の評価を変更すること。そういう決定を素人の「赤旗」編集局幹部がまともな調査・取材もせず、やったのである。その訂正記事の批判を、規約違反扱いする党中央こそ異常である。


「赤旗」記事は記者が取材し、事実と道理をもって書く。それは共産党の民主集中制とは別の仕組みである。過去の記事を訂正・取り消すにしても、同じく、新しい取材をし、事実と道理にもとづき行うのは当然である。「赤旗」は報道機関であり、歴史的事実の報道に党組織の論理を持ち込むべきではない。


「しんぶん赤旗」は機関紙という位置づけであるから、中心的な読者は党員であろう。そうすると、私が吉田証言問題で党を除籍されたときのように、「赤旗」記事への党員のオープンな批判は、規約違反に問われてしまう。そんな不自由な新聞をだれが購読するか。そんな党員にだれがなりたいと思うか。


「赤旗」記事作成に民主集中制を持ち込むな。「赤旗」は党機関紙だとしても新聞なのだから、新聞記事の一般的な作成倫理を守れ。新聞記者なら事実と道理に基づいて記事を書け。素人の「赤旗」編集局幹部が、まともな取材をせずに記事を訂正していいと思うな。吉田証言問題で私が言いたかったことだ。


書記局からの通知にある「『吉田証言』が信用できないという評価は歴史的に定まったもの」という断定にうんざりする。「赤旗」記者は吉田証言の舞台になった済州島すら取材に行っていない。現場を取材せず、何の新史料も発見せずに、故人の証言を突如否定するところに、この党の強い独善性を感じる。


「慰安婦」強制連行を加害者側から証言した吉田清治氏。強制連行は被害証言もあるし、現場の目撃証言もある。吉田証言だけを否定したつもりでも、それは強制連行という歴史事実そのものの否定につながる。真実は一つなのである。共産党は「歴史修正主義」に加担したという自覚が必要である。


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