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(2025年9月27日からの閲覧回数)


☆キボタネ韓国ツアーの報告(1)
(2025年9月6日~のツイート再録)
          フリージャーナリスト・今田真人



〈2025年9月6日(土)〉
今日から韓国に行きます。キボタネ大人ツァー「韓国の民主化運動、日本軍[慰安婦]運動を辿る旅」に参加します。ツイ一トでも報告する予定。ご期待ください。写真はJR津田沼駅。成田空港行きの電車に乗ります。では、出発。
〈注〉早朝の成田空港ロビーでの集合のため、遅刻しないために前日から津田沼駅近くのビジネスホテルに宿泊。同駅がこのツアーの出発点になった。




そろそろ離陸します。




先程、インチョン空港に到着しました。




今日は、インチョン空港から、貸し切りバスで、民主人権記念館【注1】を見学に。韓国映画「1987」に出てくる旧ナミョンドン対共分室をそのまま記念館にしたといいます。写真は漢江。



【注1】この記念館の名称は、運動段階では「民主人権記念館」であったが、完成段階では「民主化運動記念館」が正式名称となった。
〈参考記事1〉文大統領「南営洞の対共分室を民主人権記念館に」
〈参考記事2〉民主化運動記念館 来月10日に開館


民主人権記念館(写真)では、日本語のできる職員も配置され、つきっきりで説明。対共分室は映画にもあったように、民主的活動家を次々と拷問したおぞましい場所。それを政府がつくった記念館の職員が、当然のように批判的に話すのを聞いてびっくり。いまの韓国の民主化の高い到達点に感動した。




民主人権記念館では、歌と激しい踊り、映像で、軍事独裁政権に対する民衆の広範な抗議・抵抗運動の歴史を説明する企画もあった(写真)。その迫力に圧倒される思いがした。こうした韓国の人たちの血がにじむような闘いが、今日の韓国の民主政権を支えていると実感した。






韓国の民主化は大統領直接選挙を巡って争われた。それを先延ばしする軍事独裁政権に、民衆が広範な抗議活動を展開。それを残酷なやり方で弾圧したのが光州事件。民主主義にとってトップの直接選挙がいかに大事かは、共産党にも当てはまる。写真はかつての拷問道具。戦前の日本のやり方が真似られた。




国立の民主人権記念館の展示で一番目立つところに掲示されていたのが、韓国憲法第1条の条文。韓国は民主共和国であり、その権力は国民に由来し、主人公は国民である、という趣旨を明記しているという。記念館で行なわれた職員の講演も、そのことを強調していた。日本との比較で、感慨深い。(写真)。




〈2025年9月7日(日)〉
2日目の7日は、少し強行軍。ソウルから貸切バスで約2時間かけて、天安市の「望郷の丘」に到着。ここは日本の植民地時代に故国を離れ故郷を思いながら亡くなった海外韓国人のために1976年に建てられた国立墓地。同時に金学順さんの墓(写真)など亡くなった日本軍「慰安婦」被害者たちの墓がある。




この望郷の丘には、2025年現在、日本軍「慰安婦」被害者58人(墓地に34人、納骨堂に24人)が埋葬されている。ツアー参加者10数名は、このテーマに最もふさわしい大物のガイドに、ユン・ミヒャンさん(写真、元・挺対協常任代表、韓国の前国会議員)を迎え、一つ一つの墓などの説明を受けた。




〈2025年9月10日(水)〉
日程5日目。正午から、正義連の「水曜デモ」(写真)にツアー参加者全員で合流。迫力ある歌とダンスに圧倒されながら、韓国の民主化の底力に改めて感動。その後、インチョン空港に向う。5日間の内容は、余りに盛りだくさんで、ツイートでの逐一報告はあきらめる。追って報告したい。いよいよ離陸。






以下、【報告】(2)に続く。


【各回へのリンク】
☆2025年9月6日~10日、キボタネ韓国ツアーの報告(1)
☆2025年9月6日~10日、キボタネ韓国ツアーの報告(2)
☆2025年9月6日~10日、キボタネ韓国ツアーの報告(3)
☆2025年9月6日~10日、キボタネ韓国ツアーの報告(4)
☆2025年9月6日~10日、キボタネ韓国ツアーの報告(5)
☆2025年9月6日~10日、キボタネ韓国ツアーの報告(6)
☆2025年9月6日~10日、キボタネ韓国ツアーの報告(7)
☆2025年9月6日~10日、キボタネ韓国ツアーの報告(8)

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